宮城伝統こけし(みやぎでんとうこけし)とは?

江戸時代中期以降(亨保年間〔1716年〜36年〕以降、文化・文政年間〔1804年〜30年〕頃)に東北地方の温泉土産として生まれたものと伝えられている。県内には、「鳴子こけし」「作並こけし」「肘折こけし」「遠刈田こけし」「弥治郎こけし」の5系統の伝統こけしがある。最も簡略化された造形の美に加え、清楚にして可憐な姿は、山村の自然に囲まれた素朴な工人の心を通じて表現した美しさであり、独特の形、模様を通して今日に受け継がれている。

主要地域: 宮城県 仙台市・白石市・刈田郡蔵王町・玉造郡鳴子町 他








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